舞鶴市議会 2019-09-18 09月18日-04号
2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震と津波で、東京電力福島第一原子力発電所の事故は、国際原子力事象評価尺度は一番深刻のレベル7で、8年たった今なお避難生活を強いられている被災者は、復興庁の5月31日の発表で5万1,184人、被災直後の避難者数は、都道府県の報告に基づくと、推計で47万人だとしています。
2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震と津波で、東京電力福島第一原子力発電所の事故は、国際原子力事象評価尺度は一番深刻のレベル7で、8年たった今なお避難生活を強いられている被災者は、復興庁の5月31日の発表で5万1,184人、被災直後の避難者数は、都道府県の報告に基づくと、推計で47万人だとしています。
原子力規制委員会は、国際原子力事象評価尺度、INESの評価をレベル3--レベル3は重大な異常事象に匹敵します。このレベル3に引き上げています。事故収束のためにつくられた応急的施設で発生した事故に対して、重大な異常事象が発生しているのです。福島第一原発事故が収束していないことは、これらのことからも明らかではないでしょうか。政府は収束宣言そのものを撤回すべきだと考えますが、市長の見解をお聞きします。
5つ目として、今回のタンクからの汚染水漏れについて、原子力規制委員会は、国際原子力事象評価尺度で8段階の上から5番目、レベル3-これは重大な異常事象ということだそうです-に相当すると発表しました。国際原子力機関(IAEA)をはじめとする国際社会の懸念も広がりつつあります。
原子力規制委員会はトラブルの深刻さを示す国際原子力事象評価尺度をレベル3、重大な異常事象に引き上げると発表しました。この国際評価尺度はゼロから7までの8段階で、レベル7の福島原発事故、チェルノブイリ、レベル5のスリーマイル島、レベル4の東海村臨界事故に次ぐ非常事態となっています。こうした事態に対する市長の認識を伺います。
次に、2点目の汚染水の漏えい対策についてでありますが、原子力規制委員会は、本年8月19日、東京電力から、福島第一原子力発電所における汚染水貯留タンクからの管理区域内漏えいについての報告を受け、国際原子力事象評価尺度(INES)で8段階の上から5番目の「レベル3」に当たるとの見解を示しました。